先程、自身の「特別定額給付金」いわゆる一人一律１０万円の申請を、マイナンバーカードを使ってオンラインで済ませました。

まずは、このような状況下においても、簡便なシステムを決められた期間内に構築された関係各所の方々への御礼を申し上げた後に、実際に申請してみた一個人の感想などを記録しておきたいと思います。

マイナポータルへのログインができない

特別定額給付金の電子申請は「マイナポータル」を使用して行いますが、まず初めにマイナポータルへのログインエラーで出鼻を挫かれました。

　　エラーコード"EW044-C300"

最初は、混雑しているのだろうと思い、時間を空けて再度挑戦するも、再三にわたり同じエラーが出てしまいました。google先生にお伺いを立ててみると、どうやらchrome版のマイナポータルAP本体のインストールが正常に成されてないとのことらしいので、その通りに手順を進めましたところ、今度は無事にログインができました。こちらに関しましてはマイナポータルのFAQに以下のような回答が示されていますので、同じようなエラーが出た方は参考になさって下さい。

https://faq.myna.go.jp/faq/show/2564?category_id=12&site_domain=default

動作環境の確認

おそらくログイン前だったと思いますが、以下のような画面で電子申請に必要な動作環境の確認画面が表示されます。スクショをとりましたので、載せておきます。

言うまでもありませんが、まずはマイナンバーカードを持っていることが必須です。（個人番号通知カードではダメ）

それから、マイナンバーカードを作ったときに決めた暗証番号。これは５回連続で間違うと不正防止のロックが掛かり、解除するには市区町村の窓口で手続きが必要という恐怖の落とし穴付きです。

あとはICカードリーダー。確定申告を電子申請で以前からやられている方などはその時に使用しているはずです。（※余談ですが、ふとイヤな予感がして私が持っているICカードリーダーをAmazonで検索してみると、、やっぱりというか、一時的な在庫切れ状態でした。価格も私が購入したときより高くなっている気がしました。）

銀行口座がわかる写真などが必要

手続きを進めていくと、添付資料を求められます。

それは、振込先の銀行口座がわかる資料の提示です。具体的には、通帳の写し（スキャン、写メ等）など、銀行名・口座番号・口座名義などが、申請した本人のものと相違ないかを確認するためのものだと思われます。

暗証番号の入力は２種類

先程も述べたマイナンバーカードの暗証番号ですが、ログインするときの４桁のものと、最後に個人の電子署名を付与するとき用の6桁以上16桁以内のものと、２種類しっかり覚えている必要があります。

私は職業柄、仕事用の電子証明書も別で持っており、電子署名を付与する機会がやや多いこともあり、スムーズに進みましたが、これなかなか手ごわいなと思いました。実際入力するときは少しドキドキですし、何と言っても５回連続での間違えが許されないという、何とも言えないプレッシャーがあります。これは、例えて言うならば、大事な契約の際に相手方の面前で実印を捺すときに、天地を間違えずしかもキレイな印影で捺印できるかというプレッシャーにも似たものを感じるような、感じないような、そんな気がいたしました。

世帯主以外の世帯員の入力は氏名のみ

今回の申請は、世帯主が、その世帯全員分の申請をまとめて行うものですので、世帯主以外の世帯員の情報の入力も求められます。

これは、世帯員のマイナンバーなど細かな入力が必要かと思いきや、氏名を入力するのみでした。氏名の入力が済むと、支給額合計が自動計算されるシステムになっており、うちの場合は計４名おりますので、各々の氏名を入力後、リアルな数字の「４０００００」という数字が表示され、少しハッピーな気分になりました。

最後に申請控えの保存及びメール添付ができます

全ての入力が無事に終わると最後に申請控えを保存することができます。データでPC等に落とし込むか、申請時に使用したメールアドレスへの添付の方法が選択できます。私は慎重派なので両方ともやっておきました。あとから紙ベースで印刷することもできますので、真っ先に家族へ世帯主としての仕事を完遂したことの報告を終え、これにて全手続き終了となりました。

いつ振り込まれるかは未定？

申請からどのくらいの期間で振り込みがなされるかは、「市区町村において決定する」とされており、時期はまだ未定のようです。

実際に入金の確認がされましたらまたこちらで報告をいたしたいと思います。

追伸）給付がありましたので、こちらにて記事にしました。