マイナポイントの取得準備をしました。
こんにちは。板橋のはんこや行政書士、青木です。
本日は、定額給付金などで今何かと話題のマイナンバーカードを使用した新しい政府の施策である、マイナポイントなるサービスについて調べてみましたので、ご紹介します。
まず前提として、今月6月末をもって、消費税増税時から開始されたキャッシュレス5%還元事業が終了します。こちらは増税による消費の落ち込みを支えるために、キャッシュレス決済事業者(ペイペイなど)を通じて国が消費者へ資金を還元する仕組みでしたが、今回のマイナポイントも基本的にはこの構造と変わりません。キャッシュレス還元終了後に需要が急減する消費の崖対策として、同様に国が消費者へ資金を還元する仕組みです。
しかし今回の施策は、消費喚起と同時に新たな政府の狙いとして、「なんとか国民にマイナンバーカードを普及させたい」という思惑があります。
ですので、言わずもがな今回のサービスにはマイナンバーカードの取得が最低要件となってきます。現行のキャッシュレス決済による還元は、特に消費者側での手続きをする必要はなく、導入する店舗等でキャッシュレス決済を利用すれば、自動的に割引やポイント還元が行われました。
一方で、マイナポイントは、マイナンバーカードを取得していることが必要で、さらにスマホかパソコンからキャッシュレス決済手段に紐付けし、チャージ等をすることで付与されるサービスとなっています。
この紐付け作業が、「マイナポイントの予約」あるいは「マイキーIDの取得」という手続きになります。要は、事前準備が必要ということです。
以下、自分が実際に登録作業を行った感想などを書きます。
マイナポイント事業のサイトへ
上記から総務省のマイナポイント事業のサイトへ入ります。
以下のものが必要です。
- マイナンバーカード
- PCの場合、カードリーダー
- スマホの場合、アプリケーション
- マイナンバーの暗証番号(4桁)
私はPCで作業しましたが、相変わらず?ブラウザはInternetExplorerのみの対応とのこと。
さらに、登録のために専用のアプリケーションのセットアップが必要とのことで、指示通りインストールして実行しました。
マイキーIDの発行が完了
手順通り進めてマイナンバーカードをリーダーで読み込み暗証番号入力で、以下のような「マイキーID」と呼ばれるIDが付与されました。
ただしこのID、ランダムな英数字が振られただけなので、変更したい場合は、引き続き「マイキープラットフォーム」なるページで変更手続きが必要です。
マイキーIDの変更
上記の続きで「マイキープラットフォーム」より任意のIDに変更ができます。
任意に設定できるマイキーIDですが、大文字のみの英数字でしかも8桁限定という、大変めずらしい縛りがありました。悩みましたが、任意のIDに変えて、登録終了です。
メールアドレス等の設定はなく、ID変更などの確認メールも届きませんので、このマイキーIDは忘れないようにしておかなければいけません。
これまた、マイキーIDの忘却とか、それを行政に問合せて云々とか、、いろいろありそうです。
以上、マイナポイントの準備登録でした。
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